あんまり聞きなれない言葉でもないんだがピンハネされてる金額が気に入らないと
知人から愚痴をきかされたのでピンハネとは何ぞや?
とふと考えてみた。
wikipediaによると
ピンハネとは他人の利益の上前を搾取すること。などと書いてある。
中間マージンといった言い方のほうが個人的にはわかりやすい。
さて、その金額がどの程度の割合なのかしってしまうと派遣会社から派遣先へ労働者として送られる立場の人間から見ればこういった中間搾取ピンハネというものに不満を覚えてしまうものだろう。
従来の労働環境では労働者と雇用者の間に雇用契約があって、企業の利益のためにはたらく従業員と社会のために成長する義務を果たす企業(雇用主)の間にピンハネの無い関係が成り立っていると考えてみた。
しかし、労働者→派遣会社に登録→派遣会社で労働者を管理→派遣会社で派遣先を探す→派遣会社と派遣先で合意のうえ派遣契約を結ぶ→労働者として派遣される。
表現が簡単すぎるかもしれませんが、こういった流れになっているのかな。
となると、直接雇用主からもらう給料が時給1500円の場合、ピンハネはだいたい400円から600円どいったところじゃないかと想像する。
派遣会社で派遣社員を管理するには母体となる派遣会社の運営にさまざまな費用が発生する。
これらの費用をザックリ差し引いて派遣会社にも成長するための利益を持ち込もうとすれば時給換算で3割から4割はピンハネするというのが普通のような気がする。
一人の人間が正社員で働いていると雇用主からすれば雇用保険だとか社会保険の負担などさまざまな負荷がかかる。
時給換算で1500円(額面)の手取りがあると考えると
正社員の場合企業(雇用主)が負担する金額は月給で24万円の手取り分+各種保険料や退職などの積立金などだいたい1.5倍~2倍近いくらいにはなると聞いたことがある。
では、派遣社員として働く労働者の場合
時給1500円(額面)で派遣会社から給料をもらっているとすると派遣先(労働者を送ってもらっている会社)のほうが実際に派遣会社に支払う金額は1.5倍~2倍近くまでなら対応可能ということになるだろう。この場合だろ2250円~3,000円といった感じ。
雇用に際して必要とするスキルを確認するための面談面接、その面接をするための求人広告費、戦力になるまでの育成雇用期間などなどを考えると時給換算で3,000円払っても安い職場環境は多いはずだ。
ピンハネはその手取り分と派遣先の支払い金額の中に幾分か存在するものだろう。
ピンハネは存在を知れば抜かれた本人にとっては遺憾なものだろう。
しかし、管理母体の派遣会社と雇用者である派遣先から見れば当然のものだという考えはあるだろう。
ピンハネは派遣社員にとって不利なものかどうかという見方では答えは出しにくい。派遣会社が無ければ雇用形態も変わるので派遣会社の無い社会もいいかもしれない。
しかし、古きよき日本の考えのままでは今の日本も成り立っていなかったかもしれない。
今の日本じゃないほうがいいかもしれない。
不当なピンハネに見える部分はあるかもしれないが、われわれ日本人は結局のところアメリカの命令に従って生きている以上、こういった中間搾取の存在が当たり前であるという社会からは抜け出すことは出来ない。
ああ、日本人。
終身雇用に憧れて学んだ過去はただの過去。
生きる方法を考え抜くしかない世の中になりつつある。ピンハネに泣いたことがあるのなら
ピンハネする立場になる方法を考えるのが最良の勉強なのかもしれない。
■関連情報
日本人が知らない恐るべき真実
はてなに追加
MyYahoo!に追加
del.icio.usに追加
livedoorClipに追加